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制作事例:ファーストベース行政書士事務所様

https://kensetsu.firstbase.info/

東京都の行政書士事務所様からご依頼をいただいて、業務特化型ホームページを作成いたしました。

サイト概要

建設業許可に特化したホームページをご希望でしたが、非常に競争が激しい分野であるため、後発で検索流入を獲得するのは難しいと予想されました。

そこで色々とお話をしていく中で、代表者様の経歴なども考慮し、補助金と融資を組み合わせて独自性を出していくという方針を決めました。

デザイン

構造としては、トップページは広告にも使えるようサイドバー無しで、その他のページはサイドバーのある一般的なものになっています。

柔らかな笑顔のプロフィール写真をお持ちでしたので、ページ上部に配置して代表者様の雰囲気を感じてもらえるようにしてあります。

WordPressを使用して、お客様ご自身で記事を追加できます。

https://soumi-office.com/

神奈川県横浜市の行政書士事務所様からご依頼を受けて、コーポレートサイトを制作しました。

サイト概要

検索流入はほとんど考慮せず、実際にお会いした方や、ご紹介の際に参照できるウェブサイトをご希望とのことでしたので、トップページに事務所の取扱業務や基本的な情報を掲載しました。

セミナーの告知やブログ記事も追加していきたいとのことだったので、トップページ上部に更新情報欄を設けました。

デザインについて

終活などデリケートな業務を取り扱うということで、安心感を与えられるよう白をベースに事務所ロゴマークのピンク系の色を使用しました。

高齢者の方にも読みやすいよう、文字をやや大きめにしています。

士業がウェブサイトを運営していく上で最も重要だと言ってもいいのが、記事作成です。

もちろん例外はありますが、ほとんどの場合には良質な記事を多く書いてウェブサイトの価値を上げていくことが目標になります。

だからと言って、闇雲に記事を量産すればいいというわけではなく、しっかりとした目的意識を持って記事を書いていくことが大切です。

そのためには、まずそのホームページは何のためにあるのかということを再確認しておきましょう。

読者とアクション

サイトの目的をしっかりと確認したら、次は「誰に読んでもらい、どんなアクションを起こしてもらいたいのか」ということを可能な限り具体的に考えるとよいかもしれません。

読者

「誰に読んでもらうか」というのは、マーケティングにおける、いわゆる「ペルソナ設定」と同様です。

例えば、個人事業~10人程度の建設会社をメインターゲットにしたサービスを提供しているのであれば、

  • 年齢は50代
  • 男性
  • 経営者自ら士業とやり取りをする
  • 面倒なことが嫌い
  • お金は払うから全部任せたい
  • 文章を読むのはあまり好きではない

などといったようにメインターゲットとする読者を想定します。

どの程度の粒度で設定するかについてはサービス内容にもよりますので、その都度検討する必要がありそうです。

アクション

次に、どのようなアクションを起こしてもらいたいのかということも検討しておきましょう。

依頼をしてもらいたいのか、電話をしてもらいたいのか、メールをしてもらいたいのか、認知してもらえればそれでいいのかなどです。

ごく単純な例ですが、「どんな些細なことでも構いませんので、まずはお問い合わせください」と書くのと、「業務依頼をご希望の方はお電話ください」と書くのでは、当然ながら読んだ人のアクションは変わってきます。

記事を書くときの注意点

基本的な記事作成は上記のようなことを考えてながら書けばよいのですが、ここからはもう少し具体的に士業が記事を書くときにどのようなことに注意すればよいのかについて紹介します。

解説記事の罠

士業のウェブサイトでよく見かけるのが、様々な制度や法律などについて解説するような記事をひたすら書いているというケースです。

必ずしもこれがダメだというわけではないのですが、事務所や業務を売り込むような効果ではなく、事務所やサービスと切り離された単なる辞書のような記事になってしまいがちです。

こうなってしまうと、一生懸命記事を書いた結果、業務の依頼になかなか繋がらないような、制度や法律についての問い合わせばかりになってしまったりします。

このような記事は、多くの士業の方にとっては比較的書きやすいので、ついつい解説記事が増えていってしまいがちなのですが注意が必要です。

とはいえ制度や法律の解説というのは、士業事務所のウェブサイトではメインの内容になることが多いです。

そういった記事を書くときでも、記事の中に「制度上はこうなっていますが、実際の業務の中では……」といったように一歩踏み込んだ解説を加えたり、「以前受けたこのような相談では……」のように過去の体験を加えるなど、文章の中に「専門家」を感じられるよう工夫したりすることをオススメしています。

「難しいこと」をどう書くか

士業が書く記事の多くには、馴染みのない人には小難しい専門用語や法律の条文が登場します。

このような「難しいこと」をどうするかというのは、記事を書くときに多くの士業の方が悩まれているのではないでしょうか。

私もいつも悩んでいます。

なぜ悩ましいかというといえば、専門用語や法律の条文が難しく書かれているのは、わざと解読しにくいようにしているわけではなく、正確に述べようとすると難しくなるからです。

言い換えれば、簡単に書くと正確性が犠牲になるということです。

よく「難しいことを簡単にわかりやすく説明するのが専門家の役割だ」という方がいますが、本当にそんなことができる人がいるのであれば弟子入りしたいくらいです。

ですが、そうは言っても実際に難しいことを難しいまま説明しても、なかなか読んではもらえません。

そこで私が使っている手法をいくつか紹介します。

  • 本文ではわかりやすく書き、リンクや引用の形で法律の条文などの正確な情報を載せておく
  • なるべく漢字を減らす(「又は→または」「頂く→いただく」「致します→いたします」など)
  • 適度に見出しをつける
  • 図で解説する
  • 文字ばかりになり過ぎないようにイメージ画像を挿入する

他にもいろいろな手法があると思いますが、思いついたものを挙げてみました。

どのような文体で書くか

記事をどんな人に読んで欲しいかを考えるのと合わせて、どのような印象を読む人に与えるかも考えられると良いです。

士業は専門知識はあっても、ウェブサイトの文章を書くプロではないので、なかなか難しいところはありますが、敬語や丁寧語はどのくらいのレベルにするのか、「ですます」調にするのか「である」調にするのかなどは検討しておくとよいでしょう。

運送業には大きく分けて、「お金」「人」「場所」「車」の要件がありますが、中でもお金に関する要件がわかりにくいというお悩みをお持ちの方が多くいらっしゃるようで、お客様からの質問も多い部分です。

例えばこんな文章があったとして、語尾を変えてみるだけでもだいぶ印象が変わるのではないでしょうか。

運送業には大きく分けて、「お金」「人」「場所」「車」の要件があるが、中でもお金に関する要件がわかりにくいという悩みを持つ方が多いようで、顧客からの質問も多い。

基本的には「である」調だと偉そうな印象になりやすいので、一般的には「ですます」調が無難だとは思いますが、丁寧過ぎても慇懃無礼な印象になる恐れがあります。

他にも「います」にするのか「おります」にするのかだったり、「あります」か「ございます」かだったりによって文章から受ける印象はかなり変わってきます。

ただ、自然に出てきた文章というのは、意外に書いた人のキャラクターや雰囲気が出ていたりするので、あまり気にしすぎずに書いて自分のキャラクターを感じてもらうというのもひとつの手法です。

日本語の文法

これはなかなか自分1人で気づくのは難しいのですが、日本語の文法がおかしいということは意外とよくあります。

書いてる人は当然間違った日本語を書こうとはしないので、自分ではまず気づくことができませんし、気づいても指摘しにくいことなので、なかなか他の人から言ってもらうことも少ないでしょう。

しかも多くの場合、意味はわかるのでそれほど問題視はされません。

ですが「てにをは」をはじめとして、日本語のおかしな使い方には敏感な人も多いので、機会があれば第三者にお願いしてチェックしてもらうことをオススメします。

まとめ

この記事では士業がウェブサイトの記事を書くときの注意点を書いてきましたが、効果測定が難しい項目でもあるため効果を実感するのが難しいかもしれません。

しかし、ウェブサイトの目的を達成するために記事を読んでもらい、望むリアクションを得るためには、この記事で紹介したようなことを意識して書くことは非常に大切だと感じています。

ウェブサイトについてご相談をいただく方の目的は、ほぼ全てのケースで士業事務所自体や提供しているサービスの周知や集客です。

ただ、お話を詳しく聞いてみると、意外と自身のサービスの強みを深堀りしていない方が多いという印象があります。

士業の場合には、業法によってある程度取り扱うサービスが限定されたいて、市場も存在しているうえに、既にサービスとして定型化されている部分も多いため、サービスを考えるときにあまりマーケティングについて深堀りする機会が少ないということもあるかもしれません。

ですので、私はウェブサイト制作を良い機会に、その辺りをしっかり掘り下げることを提案しています。

お客様にとってのメリットは?

そこでいつも私が最初にお聞きしている質問項目が、

他の競合事務所(サービス)ではなく、あなたの事務所(サービス)をお客様が選ぶメリットは何ですか?

というものです。

この質問に適切に即答できる士業の方は少ないかもしれませんが、何度かやり取りをしていくうちに、少しずつ強みや弱みが見えてきます。

この過程はなかなか大変なのですが、何が強みであって、それがお客様にどのようなメリットをもたらすかということが明確になっていなければ、ウェブサイトで何を表現するかも曖昧なままで、なかなか良いウェブサイトを作ることは難しいので、この段階でしっかり汗をかいておくのは非常に大切だと感じています。

お客様目線の大切さ

また、士業の方に多いのは、強みはある程度意識していても、それがどうお客様のメリットになるの?ということまでは意識していないというケースです。

例えば、大手事務所に勤務していた経歴が自分の強みだと考えている人が、ウェブサイト上に「大手事務所での勤務経験アリ!」と書いたとしても、お客様としては「で?」となってしまいがちです。

本来は、

「大手事務所での勤務経験」→(だから)→「豊富な対応実績がある」→(だから)→「しっかりとした専門知識が提供できる」

だから

「資格を持っているというだけでなく、経験のあるちゃんとした専門家から適切なアドバイスを受けられる」

というお客様のメリットに繋がります。

お客様のメリットまで考えるコツは、自分が強みだと思っていることをスタート地点にして、「だから?」を考えることです。

これをやろうと思えば何段階もできてしまうのですが、無理がでてきたりもするので、1回か2回くらいにしておくと、現実的なところに落ち着きやすいです。

ウェブサイトもお客様目線で

このようにしてサービスの強みを深堀りしていくと、ウェブサイトを制作するときにも自然とお客様目線のメッセージが明確になり、結果として反応もよくなりやすいです。

事務所やサービスの強みというのは、日々の業務に追われているとなかなかじっくりと考える時間を持てなかったりしますが、士業にとってウェブサイト制作は、事務所やサービスの強みを見つめ直す良い機会ですので、しっかりと深堀りしてみてはいかがでしょうか。

https://kosugi-soudan.biz/

神奈川県川崎市の弁護士事務所様が、オンラインでの法律相談に対応することになったとのことで、その広報用のウェブサイトを制作しました。

サイト概要

他に運営している事務所のコーポレートサイトからの流入をメイン導線にお考えとのことで、ある程度オンライン法律相談に興味を持っていて、かつ川崎武蔵小杉法律事務所についての基本的な情報を持っているユーザーを想定し、ファーストビューに必要な情報のほとんどを配置しました。

また、当初は予約からカード決済までサイト上で行える仕様をご希望でしたが、一定の信頼性を持ったシステムを実装するためにはコストがかかるということで、Googleカレンダー、メールフォーム、クレジットカード決済代行のSquareを組み合わせて、簡易的な予約システムを構築しました。

Googleカレンダーは、業務に使用している複数のカレンダーを読み込むことで、予約用に別途スケジュールを入力する手間を省きました。

デザイン

ファーストビューに必要な情報を詰め込むことになるため派手な見た目になりがちです。

あまりギラギラした感じになってしまうと弁護士という職業とのバランスが悪くなってしまうので、事務所テーマカラーの青を中心に、柔らかめの配色と部分部分に余白を作り、押し出しが強すぎないよう調整しました。

ロゴマークは未制作ということで、「法律の職人を目指す」という理念をもとに、法律家の武器のイメージであるペン(万年筆)をモチーフに、テーマカラーを組み合わせ当方にて制作しました。

制作事例:東横相続相談会様

https://toyoko-souzoku.com/

弁護士、司法書士、不動産鑑定士が共同で主催する相続についての相談会の告知用ウェブサイトです。

流入は、広告や他サイトでの告知記事からがメインになるとのことで、検索からの流入はほぼ考えず、1ページのみの構成です。

比較的高齢者の方からの問い合わせが多いということで、明るい配色と可読性の高い文字配置にしていて、本文の文字サイズもやや大きめに設定してあります。

また、相談会の日程などは自分で更新してもらえるように、シンプルなデザインにして、更新作業が簡単に行えるようにしています。

制作事例:㈲青和精機製作所様

https://seiwa-seiki.jp/

製造業を営む会社の紹介用ウェブサイトです。

外注先を探す製造業者をターゲットに、ごく簡単な会社紹介用のウェブサイトをご希望ということで、アイキャッチ画像には最も技術力の高い研磨加工の様子を配置し、その他は極力シンプルに必要な情報を記載しています。

ロゴマークが無かったため、長い社歴と日本の製造業の技術力をイメージして、印鑑をモチーフにロゴマークも製作しました。

制作事例:運輸安全総研トラバス様

https://trubus.org/

複数業種の専門家が集まって運送事業者の方々の支援を行う一般社団法人のウェブサイトです。

検索エンジンからよりも、名刺やパンフレットからのアクセスを主な流入経路と想定しているため、トップページからアクセスするユーザーが多くなることを考慮し、トップページは1カラム、その他のページは2カラムの構造にしています。

一般社団法人を紹介するこのサイトの他にブログの運用のお手伝いもしており、各専門家の書いた原稿のアップロード作業(校閲、見出し追加等の整形、画像追加など)を行っています。

士業のウェブサイトにはいくつかの典型的なカタチがあります。

このページでは基本的な4つの類型に分けて紹介していきますので、ウェブサイトの企画段階で、目的に応じてどのようなカタチをベースにウェブサイトを作っていくか検討してみてはいかがでしょうか。

コーポレートサイト型

いわゆる「コーポレートサイト」と呼ばれるようなウェブサイトで、これがもっともベーシックなカタチではないでしょうか。

  • 取扱業務
  • 事務所の特色
  • スタッフ紹介
  • 事務所へのアクセス

といった事務所の基礎情報がコンテンツの中心です。

多くの場合では、検索エンジンからのランダムな流入よりも、実際に会った相手など、事務所を名指しでアクセスしようとする人に向けたサイトになります。

特に士業の場合ですと、紹介を受けた人が確認することも多いので、その辺も意識してサイト作りをすることも多いです。

業務特化型

1テーマ1サイトを基本として、特定の取扱業務に特化したウェブサイトです。

特定のテーマについて深く掘り下げられたサイトになるため、読む人からも、検索エンジンからしても、「何について書かれたサイトか」がわかりやすく、検索流入を増やすのにも適しています

そのため、集客を主な目的とするサイトは、このカタチにすることが多いです。

ランディングページ(LP)型

主にPPC広告やリスティング広告などウェブ上の広告からの集客を意図した縦長1ページ(であることが多い)のウェブサイトです。

情報商材やサプリメントの販売ページによく利用されている形式なのでイメージが悪い方もいるかもしれませんが、それだけよく研究された訴求力の強いページ構成ということでもあるので、上手に使えれば効果的です。

ただし、使用する画像やデザインによっては、「胡散臭い」という第一印象を与えてしまうこともあるので、信用を重視することの多い士業サイトで採用する場合には注意が必要です。

オウンドメディア型

広い意味では事務所名義のウェブサイトはすべてオウンドメディアということになりますが、ここではもう少し狭義に、直接的な集客というよりは事務所からの情報発信や広報を重視したウェブサイトを指しています。

ブログ形式のことが多く、コーポレートサイトや業務特化型のサイトの一部になっていることもあります。

時事ネタを専門家の視点から解説したものや、国や自治体の様々な制度を紹介、解説したものなど、広い範囲に向けた情報提供などを継続して行い、いわゆるブランディングなどの目的で運営されることが多いです。

まとめ

以上4つの類型に分けて紹介しました。

実際にウェブサイトを構築する場合には、この4つに当てはめなければならないというわけではなく、目的に応じて組み合わせたり、要素を取り入れたりしながら、どのようなカタチが良いのかを検討することになります。

誰かと相談しながらウェブサイトのプランニングをしたいという士業の方がいらっしゃいましたら、ぜひPHOTICにお手伝いさせてください。

士業がウェブサイトで集客したいというときに、やはりGoogleなどの検索エンジンでの表示順位をなるべく上げたいと考えますよね。

そこで当然「どうやったら検索上位に表示されるようになるのか?」という疑問が出てくると思いますが、そのための方法のひとつがSEO(Search Engine Optimization、検索エンジンに対する最適化)と呼ばれる様々な手法です。

SEOというと、スパム的なやり方だというイメージがあり、あまり良い印象を持っていない方もいるかもしれませんが、それだけがSEOではありません。

SEOの目的は、価値の乏しいウェブサイトを検索エンジンを騙して上位表示させるためのものではなく、ウェブサイトの持つ価値を正しく検索結果に反映させるためだということを意識してウェブサイトを育てていく必要があります。

どんな手法が士業ウェブサイトのSEOに有効?

SEOには本当に色々な手法がありますし、考え方も十人十色だと思いますが、PHOTICでは「ユーザーに読まれるコンテンツを作る」ということを重視しています。

検索エンジンは、ユーザーに利用される検索エンジンになるために、ユーザーの検索意図に合致した役立つページを適切に表示することを目的としていますので、様々な指標から、ページがどれだけユーザーに有益かを判断しています。

最近では、ページの滞在時間も重要視されてきているようですし、やはり「ユーザーに読まれる」コンテンツこそが頻繁に行われる検索エンジンの仕様変更に左右されにくいため、上位表示される可能性が高くなるのではないかと考えています。

そういった方向性で考えれば、昔流行ったような、

  • キーワードを隠し文字で大量に配置する
  • 低品質な長文コピペ記事を大量生産する
  • 外部リンク用のドメインから大量の被リンクを得る

といった手法がスパム扱いされるようになり、場合によってはペナルティを受けることになったことも当然のように思えます。

もちろん現在でも、適切にキーワードが配置されていたり、ある程度の文量があったり、品質の高い被リンクがあるといったような要素は検索順位に良い影響を与えていると思われますので、そういった部分に配慮することは有効です。

しかし、繰り返しになりますが、SEOの目的は検索エンジンを騙すことではありませんので、過剰にやり過ぎてスパムになってしまわないように注意しましょう。

細かいことは気にしなくていい

また、士業の集客用ウェブサイトの特徴としては、比較的小規模なウェブサイトが多いということが挙げられるでしょう。

おそらく多くても数百ページくらいがほとんどだと思いますので、あまりウェブサイトの構造やコードといった技術的な部分については気にしなくてもいいと思っています。

これが例えば、ECサイトやブログサービスといったような膨大なページが生成されていくようなウェブサイトでは、検索エンジンが適切にクロールして、ページをインデックスしていくための技術的なSEOが必要になってくるでしょう。

私の経験上でも、士業のウェブサイトではあまり技術的なことは気にしすぎず、コンテンツの質、ウェブサイト内の導線、画像の軽量化、速度の早いレンタルサーバーを選ぶといった程度で十分だと感じています。

したがって、ウェブサイトを育てていく際には、記事のテーマ選びやライティングなどに配慮し、ユーザーの役に立つような記事を増やしていくことを目指すということが、最重要だと考えます。

やってみるとわかりますが、これはすごく地味な作業で、しかも効果が出てくるまでに年単位の時間がかかることもあるので、続けていくのには根気が必要になります。

そのせいで、数ヶ月頑張ってページを更新しても結果が出ず、「士業がウェブサイトで集客なんかできない」と結論を出してしまう人もいます。

もちろん人それぞれ向き不向きがありますので、地道に淡々とウェブサイトの更新をするよりも、それ以外の営業方法の方が情熱を持って取り組みやすいという人は、事務所紹介程度のウェブサイトを用意しておいて、集客は他の方法でという方が良いかもしれませんね。

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